福岡市のふくふくプラザにて10月28日に開催するノーリフティングケアフォーラムと11月初めに予定している筑豊地域でのフォーラムに向けて、各々の地域のリーダーの皆様が動き始めています。
チラシの案も作成くれています。
頼もしい地域のモデル施設の皆様方です。
福岡地域はフォーラム実行委員会を作って準備をしてくれています。
まさに、自主的な活動です。
筑豊地域も、来週に、地域全体での打ち合わせを予定しているので、その具体的な案を作成して、皆さんに検討していただくようにリーダーさんが準備をしています。
モデル施設育成事業は、単に自施設がノーリフティングケアに取り組むためだけではなく、地域のリーダーとして仲間の皆様と、福岡県の介護を変えようとしてくれているのです。
施設としては当然、腰痛者が減少して優しい介護技術が定着をする。さらに、4つの地域で普及を進めるために活動をするという事を、みんなが自覚して動いて下さっているのです。
素晴らしい仲間の皆様に感動。
NPOとしてできる事、いっぱい支援をしてあげたいと思います。
皆さん、お仕事の合間に頑張ってくれて本当に有難うございます。
ウッドデッキと車庫の屋根の貼り替えなど
猛暑の中、一昨日から大工さんに波板の貼り替えの工事を依頼。
一昨日は、車庫の貼り替え、その為に、数日前から紫陽花等の鉢植えの大移動。そして、工事後はふたたび元の位置へ。この作業はかなりの力仕事。しかし、今回は遮熱効果もあるポリカ波板に交換したので、少しは暑さ対策になると良いなー。
昨日は、更にウッドデッキの屋根の貼り替えもしました。工事の為にウッドデッキの中も片付け作業に追われました。
そして、今日は室外機カバーのペンキ塗りの作業。
更に、他のエアコンの室外機にも遮熱対策も実施❣️
とにかく暑かったです。
腰痛の程度と対策及び以前に腰痛になった事がある介護職
腰痛の5段階評価
1~5段階に痛みの程度を評価 1は軽度、5は強度の痛み
下図は、腰痛対策として実施している事。
一番は体操、2番は腰ベルト使用。
今は腰痛はなしだが、以前に腰痛のあった介護職です。
1期生は3年間の取り組みの中で、今は腰痛がなくなった数が表れているようです。
取り組み施設の現状調査から分かったこと。
1期生の頑張っているB施設さんの腰痛と抱え上げ介護の現状と4期生の取組前だけど自施設内で独自でノーリフティングケアに取り組んでいるA施設さんのデーターを追加してみました。
同時に、福祉用具の整備環境もご覧ください。
施設Bさんも、とっても頑張っています。
今回は、もう一つのA施設さんに注目したいと思います。
このA施設さんは、実は私たちの仲間です。
20年前から福祉用具研究会の活動や、本NPOの主催する研修会で長年学んでこられた施設さんです。
ノーリフティングケアのマネジメント研修は受けていませんが、数年前から独自でノーリフティングケアを実践されていました。
今回は、改めて学びたいとのことで取り組むことになった施設さんです。
今回の調査結果をみて驚きました。
福祉用具の整備、そして抱え上げない介護の実践、腰痛者の減少・・。
何だか、嬉しくなりました。
1期生にも負けていない効果が出ていたのです。
他にも独自でノーリフティングケアをやっている施設さんもあると思います。
福祉用具が揃っていても活用しなければ効果がないという結果も出ています。
組織として取り組まなければ効果は難しいのかもしれません。
A施設さんのお話では、入所者さんの一部の方がリフトを拒否されているとのこと。その対応に苦慮しているそうです。それが今一番の課題だとか。
平均要介護度も50施設の中で一番重度で平均要介護度は、4.29です。
ユニット型定数33床に対して、リフト4台、スタンディングマシーン3台。
スライディングボード11個、スライディングシート8枚。
今回の取り組みで、マネジメントを学び、技術を改めて学ぶことで、一段と変化するのだろうと思いました。
まだ、取組んでいない施設の皆様、独自でもいいので、是非、福祉用具をうまく活用するという視点で、真剣にノーリフティングケアに取り組みませんか❣
人を増やすことは厳しい現実の中、出来ることは便利な福祉用具をうまく活用する事ではないでしょうか。
ベンチの存在
毎日6時過ぎには、事務局に着いて仕事を始めているのがこの数年間の日課。早朝の出勤時は、守衛さんくらいにしか出会わない。
駐車場からたくさんの荷物を持って、ゆっくりと歩いて事務局のある3号館に向かいます。
その途中で、良く思う事があります。
写真の生協の前の通路。毎日通る通路です。
その途中にベンチが1個あります。
6月末のある出来事があった時、この通路を歩きながら、何度もこのベンチに座り込みたいと思いました。
・・・・ここで一旦立ち止まりたいなー・・・・。
いや、もう少しで事務局だよ。頑張れと言い聞かせながら歩きます。
心が病んでいる時、この通路を通りながら何度涙を流したことか・・・。
心身共に健康であることの大切さ・・。改めて感じます。
この通路を通るとき、ベンチの存在も気にならないで歩くときは元気な時。
そして、座りたいと思う時は、病んでいる時。
私の健康のバロメーターかもしれないなー。
どんな人だって、いろんな理由で、心を病むときがありますよね。
私は、日頃元気そうに見えるかもしれませんが、心がとても弱い人間の様です。
いつも、無我夢中で走り続けてきましたので、傷つくこともあります。
いずれにしても、終活の年齢であることは間違いありません。
多くの皆様に支えられているからこそ、この年になっても、前を向いていることが出来ていると思っています。
今、6月のアンケートと施設の概要調査を必死に分析をしています。
4年間継続しているからこそ、見えてくることがあります。
これらの結果をどのようにしてつなげていくかも大切な仕事。最後の仕事だと思っています。
福祉用具を上手に活用する事、20数年前から必死に訴え続けてきたNPO福祉用具ネット。
でも、この道のりは、本当に険しかったように思います。
その険しさも、まだまだ続くのだと思います。
悲しいけれど・・・。
人手不足になっても、なかなか気づかない現実・・。
福祉用具の整備状況の比較
1期生から4期生までの福祉用具環境の違いのグラフです。
福祉用具が整い、うまく活用して、そして、その成果が出るまでには、最低3年間はかかるようですね。
6月調査結果(腰痛度合いと抱え上げ頻度)
継続は力なり。
3年経過すると明らかに変化しています。
地域の取り組み報告
腰痛調査の比較(調査結果より抜粋)
京都橘大学村田伸教授の調査結果より抜粋させていただきました。
2021年福岡県介護施設対象
2023年モデル施設1期生から3期生までが対象
ノーリフティングケアの取り組みの結果、移乗介助が明らかに減っています。
しかし、抱え上げない、持ち上げないだけでなく、おむつ交換時にはベッドの高さを調整して腰に負担のかからないようにしなければなりません。
私も、おむつ交換の際の腰痛を経験していますので、「抱え上げない・持ち上げない・引きずらない介護プラス腰を曲げない、捻じらないケアというメッセージの必要性を感じました。
現場の声を聴くと、ベッドの上げ下げの手間が大変との声も聴きます。
今後の第2段階としての取り組みのテーマなのかもしれませんね。
挿し木から新芽が・・。
約1か月前に剪定した枝を挿し木したら新芽が出てきました。
何色かは覚えていませんが、ダメでもいいやの気持ちで挿し木。
他にも挿し木していますが枯れたかなーと思うものもあります。
挿し木のポイントはあきらめないで水やりを続けると、根元から新芽が出たりするのですよね。
この花は、我が家の紫陽花の中で一番最後に咲いた花です。