令和7年度 福岡県ノーリフティングケア普及促進事業の報告です。
昨日、7月10日に本年度からの新規取組施設6期生のマネジメント研修を開催致しました。
1日目は福岡地域と北九州地域の施設が対象。
そして、本日2日目は筑後地域等の施設の開催となります。
6月25日に1回目として本事業の概要やマネジメント研修の進め方などを学び、今月からいよいよ実践に向けての研修となります。
さらに、福岡県の事業では、この研修の場を活用して同時に講師の育成も行っています。
年々、着実に講師育成も進んでいて、今年度から統括講師と各項目についての指導講師もすべて先輩施設が担当します。
事前打ち合わせから講義のスライド作成までを担当しています。
経験を活かした具体的な教育内容となっており、先輩施設の参考事例を多く紹介した内容での講義となっています。
講師見習→講師→統括講師と年々経験を積み重ねてきました。
勿論、それらを指導してくれたのは前任の講師陣の皆様たちでした。
さらに、実際にいまでもモデル施設として先頭に立って取り組んでいる施設の皆様たちです。これまでの取組の実践経験を活かした指導をしてくれています。
もう一つ、大きなメリットがありました。
指導をするという経験は、先ずは自施設の取組もしっかりとやらなければならないという自覚です。
まさに、先輩施設も取り組みに終わりはなく、さまざまな取組を具体的に実践しており、これらの取り組み実践の様子は地域連絡協議会の際に、率先して自施設の取組報告をしてくれている事です。
試行錯誤しながら、取組の報告をしてくれることは周りにとても良い刺激にもなっています。
マネジメント研修は、今年度も全6回実施。
そして、今月から技術研修もスタートします。
勿論、この技術研修も指導者育成を兼ねての研修となっています。既に、県の取組施設には34名の技術認定試験合格者がいて、自施設や同一法人、さらに各地域連絡協議会での技術勉強会では指導役を担ってくれています。
取組6年目、振り返るといろんな事がありましたが、確実に多くの指導者が誕生している事を改めて実感しました。
そして、今年度もさらに指導者が増えることでしょう。