2月20日久しぶりに訪問することになった件です。

実は、自動排泄処理装置ヒューマニーの使い方について以前から支援をしている方の一人で遷延性意識障害の方で27年間奥様が介護をしている方だったのです。その奥様も80歳になられていました。

ヒューマニーは2017年に製造中止が発表されて、その後も使用されている方には支援を継続していました。

長いお付き合いです。

その方が、身体状況が変化して排尿は留置カテーテルになり、これまで使用していたヒューマニーが不要となり、採尿パッドを処分したいとの相談をうけたのでした。

もしも、誰か使用される方がいれば使ってほしいとのお話でしたので久しぶりに訪問させていただいたのです。

なんと、残った採尿パッドは1008枚もありました。

製造中止になった後もうまく活用できている方には大切な排泄手段。あきらめられない大切なものでした。だから、数年分は買いだめしている方もいらっしゃるようでした。

その方も、つい最近まで継続して使用していました。今も活用している方には貴重な採尿パッドです。すぐに、北海道で使用している方に連絡をしました。当然、是非、いただきたいとの事。とはいえ、その方も5年分くらいは確保されていらっしゃいました。

大量のパッドの写真を見せたら、『お!壮観ですね 長生きできる気がしました。無駄にしません。』とのメッセージが届きました。

何だか、ちよっと胸が熱くなりました。

近日中に送る準備をしたいと思います。

福岡から札幌に行くことになったヒューマニーのパット❣️

北九州地域連絡協議会の報告です❣️

福岡県ノーリフティングケア普及促進事業の報告です。
北九州地域連絡協議会の活動は、今回はリフトとポジショニング技術についての勉強会を開催いたしました。

リフトは、アンパサンドの清水社長様からの実践事例の貴重なお話を聞いた後は吊られ体験。体験することでさまざまな気づきがある。それは、入居者様に実際にリフトを活用する際に活かされることでしょう。

ポジショニング技術についても同様。ポジショニングの大切なポイントを体験しながら一つひとつ学びました。
不快なケアを知ることもとても大切なこと。

北九州地域連絡協議会は、この1年間、まずは取組施設の技術力を高めることを目指して取り組みました。

来年度は、どんな企画で進めるのか、今、検討しています。

今日は北九州地域連絡協議会

今日は、大学は午後からは立ち入り禁止。
連休明けの25日に入試があるからです。
とはいえ、NPOは、25日は福岡地域連絡協議会、そして26日は筑後地域連絡協議会と続きます。
ということで、昨日は持ち出し荷物の確認と積み込み作業。

先ずは、今日はリフトとポジショニング研修。
25日はボードとシートを利用予定。
筑後地域は会議・・。

そして、27日木曜日からは本格的に年度末のさまざまな仕事に取りかからなければなりません。
事業報告書、報告冊子の発送準備、各種調査結果の解析、そして、会計業務・・・。準備は少しずつしているので本格的に仕上げていきます。
関係者への最終的な支払いを済ませたら、NPOの年度末決算。
そして、NPOとしての理事会・総会の準備・・。
年度末のまとめと同時に、次年度の詳細な準備も進めています。
既に次年度の研修等の日程はすべて決定しています。
こうして、書きながら、私の頭の中はさまざまな仕事が頭をよぎっています。

そんな中、実は昨日はリハ職の友人と施設の事例支援に出かけたり、長年関わっていた在宅介護の方のお家に行ってきました。
事例支援は特にシーティングについて指導していただきました。また、勉強になりました。友人に感謝です。

また、27年間も遷延性意識障害のご主人を介護していらっしゃる80歳の奥様に用事がありお会いしてきました。この方とはおよそ20年くらい前に開発品の検証を通して知り合いました。時々、情報交換だけはしていましたが、このノーリフティングケアの事業を受託してからは忙しくて、なかなか訪問することが出来ず、本当に久しぶりにお会いしました。
とても80歳とは思えないほど元気で若くて・・。
寝たきりのご主人にもご挨拶してきました。ご主人は最近、排尿障害があり留置カテーテルをしている事や2か月ほど入院をされていたとのことで脚に床ずれが出来ていました。お話しは出来ないけれど、きっとわかってくださっていると感じました。10数年前から目と目を合わせてお話をすると『解っているよ』と言われているように感じるのです。
改めて27年間寝たきり、遷延性意識障害なので言葉も交わせませんが、奥様がずっと在宅介護を続けていらっしゃる・・。
久しぶりにお会いして、当時の事をたくさん思い出しました。
そして、変わらず頑張っている奥様から元気をいただきましたよ。

昨日、訪問したのには理由があり、そのことも、改めて紹介したいと思います。

昨日、筑豊地域連絡協議会を開催致しました。

福岡県ノーリフティングケア普及促進事業の報告
今年度最後の筑豊地域連絡協議会の活動報告です。
当初は技術研修会開催の予定でしたが、会場の都合にて急遽オンラインによる懇親会を兼ねた情報交換会を開催致しました。
お茶を飲みながら、気軽に情報交換。
アットホームな雰囲気の筑豊地域連絡協議会でした。
筑豊地域は施設数が10施設と少ないけれど、フォーラムのような大きなイベントをする際は、直ぐに団結して実践に向けて動きます。
まとめ役は、本陣園の川端さん。後方支援は1期生の明日香園さんでした。
2年間リーダーとして頑張ってくださいました。
来年度から、新しいリーダーにバトンタッチします。
新しいリーダーは、介護複合施設ひばりさんとひまわり園さんが務めてくださることになりました。
本日の意見交換の中で気になった事例。
70歳代の女性の方のお話し。
異性からのケアを拒絶されるとのこと。
なるほど・・。
決して他人ごとではないなぁとお聞きしていました。
男性介護職が増えている中で、排泄ケアや入浴介助を受けることは抵抗があるのは私も同じかもしれないと思いました。
とはいえ、介護職の性別の調査をした際に、先日の取組施設の調査結果をみると男性介護職の占める割合が多い上位3施設をみると、65%・58%・52%という半数を超えていました。
全体平均では女性69%・男性31%という結果でしたが、これも難しい問題だなーと感じました。
皆様は、どのように感じますか❓

動画の編集が終わりました。

40件の実践報告の動画編集が終わりました。
これから福岡県ノーリフティングケアのホームぺージ公開に向けての最終確認を行って、スライド資料とともに公開されることになります。
公開まで、もうしばらくお待ちください。
年度末の作業もいよいよ最終段階です。
とはいえ、2月は、まだ4つの地域連絡協議会の活動が計画されています。
本日19日(水)は筑豊地域連絡協議会
21日(金)は北九州地域連絡協議会
25日(火)は福岡地域連絡協議会
26日(水)は筑後地域連絡協議会が予定されています。

5年目の事業の終盤です。
今、事務局は、これらの報告に耳を傾け、さらにさまざまな調査を行った結果を真剣に見つめながら、1期生から5期生までの全施設の状況を改めて確認しているところです。
施設の概要、福祉用具環境、抱え上げや腰痛の変化、さらに、マネジメント教育の結果が反映される29のチェック項目に対する自己評価を今年度全施設に実施いたしましたので、それらの一つひとつを現状の取組結果と照らしながら、評価をしなければと考えています。
そして、それを次に活かしていかなければと思います。
とはいえ、年々深刻化する施設の人手不足という大きな課題の中での新たな取り組みは本当に大変です。
当事者の取組施設の皆様には本当に頭が下がります。
『言うは易く行うは難し』ですよね。

梅の花が・・。

今朝の6時前の出勤時にセンサーライトに照らされた我が家の梅の木を観たら、少しだけ蕾がふっくらと変化しているのに気づきました。
去年よりもかなり遅いようですが、いよいよ開花するようです。
私も、これから、事業年度の総まとめの時期になりますので大変になります。
報告動画と冊子の目途も着いたら、すぐに次の仕事が・・・。
今朝から昨年の4月からのまとめ作業に取り掛かりました。
一つひとつを改めて振り返ります。

県庁のお花❣

今日は、午前中は県庁へ行ってきました。
午後は、事務局でオンライン会議。
久しぶりに観た、県庁ロビーのお花、とても綺麗でした。

報告動画のホームぺージ公開用表紙が完成!

福岡県ノーリフティングケア普及促進事業からの報告です。

報告動画公開のための40件の動画の表紙が完成致しました。
報告テーマの一つひとつに、各施設の取組の想いが伝わってきます。
こうして、12月の後半から少しずつ進めてきた1年間の総括でしたが、報告動画の公開に向けての準備が少しずつ整ってきました。
本当にコツコツと一歩ずつの歩み・・。
この報告に向けて頑張ってくれた施設の皆様の想いを受けて、事務局も頑張っています。
報告に向けた準備は1年間の取り組みのまとめの大切な機会。
取組の内容を振り返りながら各々にまとめて、先ずは報告のテーマを決めてスライドを作成。そして、発表原稿を作成し収録。
何度も打合せ、都度の修正作業を頑張ってくれた施設の皆様たちでした。
何事も簡単にはいきませんよね。
不慣れなスライド作成も本当に大変だったことと思います。
しかし、このように真剣に施設での取り組みを振り返り整理することはとても貴重な機会になっています。
コロナの影響から対面の機会が少ない中、事務局と施設の皆様は、この報告スライド作成や動画の収録作業を通して、多くのコミュニケーションの機会にもなりました。
改めて、各々の施設の取組の成果や特徴を知る機会にもなりました。
新規取組施設5期生の半年の成果、そして2年目の4期生の取組、さらに1期生から3期生までの取組・・。
5年間の取組だから見えてくることがたくさんありました。
また、福岡県は2つの政令都市と1つの中核都市を抱える県です。
事務局だけではとても力が及びません。
4つの地域連絡協議会を立ち上げ、連携しながら、そしてお互いに助け合いながら取り組みを進めています。
この4つの地域連絡協議会は、すべて自主的な活動で頼もしい存在で、福岡県内にノーリフティングケアを定着させるために頑張ってくれています。
さらに、裏で支えて下さっている老施協の支援も大きな助けになっています。
改めて、この5年間を振り返り、事務局として支えて下さっている多くの関係者の皆様に感謝を申し上げたいと思います。
本当に有難うございます。