昨日は、午後から講師の皆様とマネジメント研修の打ち合わせ。
15施設の新規施設と3期生の2年目のマネジメント研修・・。
施設で新たなことを始めるということは、そう簡単にはいきません。
どの施設も、まずは施設の管理者と職員の想いが同じ方向を向いていなければ改革は進みません。
しかし、昔ながらのケアに慣れている職員にとって、新たな技術の挑戦は、そんなに簡単に受け入れられるものではないようです。
施設の管理者も、福祉用具などを購入する・・、お金がかかると躊躇してしまう・・。そんな事情もあるのかもしれません。
また、いわゆる反対勢力といわれる人はベテラン職員さんに多いと聞きます。
一度、立ち止まって、なぜ、いま、このような取り組みを県が進めようとしているのかを考えていただきたい・・。
ケアを見直す・・。慣れるまでは大変かもしれませんが、誰のためにやらなければならないのかを考えてほしいと思うのです。
介護職の腰痛対策だけなら、私は腰痛などないから、このやり方をやるということでよいのかもしれません。しかし、そのケアが私たちが専門職としてかかわっている要介護者の方たちに苦痛を与えているとしたら、ケアの技術がよりよくなったと受け止めて適応していかなければならないと思うのです。
医療の進歩と同じですよね。
介護技術の進歩です。
介護をする人もされる人も双方にとって安心で安全なケア、そして何よりも苦痛や不快感が軽減されるケアがあるなら、専門職として、改善するのは当然のことではないかと・・。
今年も、この想いを実現するためにスタートします。
まずは、マネジメント研修・・。
今日は一日中、オンラインの接続の確認を15施設を対象に実施いたします。
今年度は、施設数は多いうえに、研修は全施設まとめての実施。しかも、研修会数も、これまでより少ないプログラムでの開催となりますので、本当に大変かもしれません。
今年度は白石講師を中心に、1期生の中から選んだ4人の皆様に講師をしていただきます。
3年間の取組の実践経験を活かして頑張っていただきます。
まさに、新たな講師の誕生となります。また、その皆様を束ねるリーダー講師の白石講師も、大変貴重な経験となることでしょう。
事務局として、しっかりとサポートさせていただきたいと思います。
皆様、よろしくお願いいたします。