「排泄ケア用品で生活が変わる! ~選び方と使い方の支援の大切さ~」
というテーマで90分間お話をさせていただくことになりました。
主催者は北九州の福祉用具プラザ様
昨日は、担当者の方と打ち合わせをしました。
私が伝えられる事の具体的な内容について確認をしました。
福祉用具の開発支援を通して、介護の現場を見て感じた事、少し距離を置いている立場だから見える事がありました。
泌尿器科の経験から訪問看護の道を選び、排泄の視点から在宅支援を歩いてきた経験、そして、福祉用具との出会いがありました。
排泄ケアは、その支援の仕方によって、その方の人生が大きく変化する事例も見てきました。
その人生を左右するキーマンは私たち専門職。
例えば、泌尿器科にはさまざまな形でカテーテルを留置している患者様が多くいました。
カテーテルとともに在宅生活を送れるように支援する、それが出来るのは訪問看護師だと思い、9年間の泌尿器科経験から訪問看護の道に進むことを決断しました。
腎臓に留置しているカテーテルがあっても入浴ができる、そのためのプロの技。
「あー、極楽極楽!」「まさか、またお風呂に入れると思わんかったよ、看護師さん、有難う!」と言われた言葉は今も忘れません。
排泄ケアの支援で、出来なかったことが出来るようになる事例・・
そんな事例を通して、私たちの本来の仕事について、改めて考えてもらうきっかけにして頂けたらと思います。
基本的なおむつの選び方や当て方、排泄に関する基本的な知識は、既にたくさんの勉強会で学んでこられていると思いますので、私は異なる視点からお伝えしたいと思います。難しいお話ではなく、改めて支援のあり方を見直していただきたいと・・。
私自身が、さまざまな相談を通して支援をする際に心掛けていることをお話しさせていただく予定です。
良かったら、是非、聞いてくださいね。
『初心忘るべからず』