今、東京国際福祉機器展が開催されています。
私は、20年以上前の病院勤務時代から、このような福祉機器展には毎年行っていました。
しかし、昨年からは参加していません。今、コロナがすこし落ち着き始めていますが、今年の東京国際福祉機器展にも参加しない事にしました。勿論、来週開催される西日本国際福祉機器展にも参加しません。
理由は一つ!
今、福岡県からのノーリフティングケア普及促進事業を受託していて、その事務局で全ての企画調整をしている事務局の私が倒れる訳にはいかないからです。
NPOには、複数の事務局職員がいる訳ではありません。職員は私一人です。
つまり、私自身の健康面に対するリスク管理としての方針で参加しないことにしたのです。
今は、目先にある、このノーリフティングケア普及促進事業を第一の重要業務として位置付けています。
福岡県から頂いたチャンスは20年間のNPO福祉用具ネットとしての想いと全く同じなのです。
福祉用具を活用して、もっと安全で楽な介護技術を普及させる。そして、そのために、より役立つ福祉用具のニーズを発信してものづくりを支援すること。
大きな目標は2つです。
設立当初から事務局を預かる私の想いは全く変わりません。そのために歩いてきた20年です。私に看護師を捨てるという大きな一大決心をさせた福祉用具の道です。
新たな福祉用具の情報を知りたいという想いはありますが、それよりも、今の目先にある仕事は、とてもとても重要なチャンスだと考えています。
年間に60回を超える研修会を開催することはとても大変ですが、絶対に、福岡県にノーリフティングケアを定着させるという信念で頑張っています。
そして、この事業も2年目の後半にはいってきました。少しずつ、その手応えを実感できるようになりました。
この事業の目標を成し遂げる事=私の長年求め続けた大切な仕事(夢)
専任の職員は一人だけですが、ささえてくれる、共感して下さる仲間にささえられているから進められている事は、誰よりも私自身が一番自覚しています。
そして、そんな仲間に、いつも感謝しています。
時には、そんな仲間と衝突することもありますが、中途半端に妥協をしたくないという私の想いを仲間の皆様は、しっかりと受け止めて共に歩いてくれています。素敵な仲間です。
本当に有難うございます。















