福岡県ノーリフティングケア普及促進事業の報告です。
昨日は、新規取組施設5期生の5回目のマネジメント研修(1日目)を開催致しました。
講師の皆様も事前の打合せから講義のスライド作成を行います。そして、講義を行い、演習時には個別指導。
さらに、終了後に提出される計画書等の添削指導までを経験します。
その際に活かされているのが、先輩施設としてのこれまでの取組経験です。具体的に経験をもとにしたアドバイスは、新規の施設様にはとても参考になるようです。
6月からマネジメントとは何かということからスタートした5期生のノーリフティングケアのマネジメント研修。
組織として取り組むことで確実に定着している様子が良く分かりました。
県の事業としても、また、本NPOとしてもこれまでの経験やネットワークを活用したサポートで全力で支援をしています。
身近にマネジメントや技術について指導できる指導者の育成も、これまで隙間を埋めるように取り組んできました。
技術は一通り学んだ後は、後輩たちの技術研修の際に見学して学ぶ機会も継続して行ってきました。
その結果、技術指導できる認定試験を実施し、新たに10名の指導者が誕生しています。また、その後の見学学習で指導技術の向上を目指している仲間も17名います。
これらの結果は、5年間という取り組みの中で、施設の皆様と共に支えあいながら取り組んだ結果だと思っています。
実は、昨日、福岡県議会でノーリフティングケアについて質疑がありました。
関係者の皆様とともに、さらに、これまでを振り返り、本事業の普及促進に向けて頑張らなければと思いました。
事務局をサポートして下さっている本事業の取り組み施設の皆様、講師陣の皆様、福祉用具メーカーの皆様、そして県の人材確保対策室の皆様に改めて感謝したいと思いました。
いつも、ささえて下さりありがとうございます。
本日も、2日目後半のグループの研修を開催致します。