福岡県ノーリフティングケア普及促進事業からの報告です。
令和6年度 5年目の実践報告の特徴です。
5期生新規取組施設
6月から12月までの半年間の取組施設からのメッセージです‼ 取り組み当初はわからない事ばかり・・、戸惑いながら必死で頑張りました。そして、半年が経過し、改めて振り返ると確実に何かが変化していることに気付きました。
先ずは一歩からのスタートです。
4期生2年目の取組施設
取組2年目 職場定着を目指し必死に頑張り続けました。そして、改めて2年目としての取り組みを振り返りました‼ 前を向くこと、継続させる事も大変でしたが、2年目だから出来た事、職員の意識の変化、さらに福祉用具環境が少しずつ整い、ケアの変化、そして腰痛の変化などを確認できました。ようやく施設全体での取り組み体制が整いつつあります。これから本格的な取り組みに❣
1期生~3期生までのりモデル施設
1期生から3期生はモデル施設です。先輩施設からの大切なメッセ―ジ。長年取り組んてきたから気付くことになど、テーマに込められた想いが伝わってきます。そして、ノーリフティングケアの取組に終わりは無いという事も教えてくれています。
4つの地域連絡協議会の活動報告
各地域の活動は、進捗報告会や事例検討、技術研修等を実施し、仲間同士で、取組を支えあうことや、フォーラム等のイベントでノーリフティングケアの必要性を介護の仲間に伝える事を目指して頑張った1年間でした。各々地域で企画し取り組んできた結果について報告しています。
全ての収録が完成致しました❗️
令和6年度実践報告の発表の収録が全て完了致しました。そして、昨日の夜、編集を専門業者さんに
依頼しました。完成まで、1週間程度かかる予定です。
また、報告冊子は200ページに編集し、印刷業者さんと打ち合わせ中です。冊子の完成は今月末を目指しています。
日々の義務が多忙な中、皆様のご協力に感謝申し上げます。報告冊子は完成致しましたら、全ての施設様に郵送予定です。
また、3月には県のホームページに例年通りに公開されます。
これから編集作業へ。
まだ2施設が未提出ですが、揃っている57件の撮影動画はこれから編集依頼。
各々に収録の仕方が異なったり、これから編集の手間が大変で、どこをどのように編集してほしいか伝える資料作りが必要。
これまで15施設に収録のやり直しをしていただきましたが、後はプロに委ねるしかありません。今年度は特に大変でした。
8日までが締め切りでしたが、未提出の施設様も今日には提出して下さると思います。
後2施設だけになりました❗️
発表の収録も、まだ完成していないのは2施設だけ。これからプロに依頼して編集をしていただきます。
報告動画の収録の確認作業と実践報告書作成に向けて
動画収録の確認をし、問題があればやり直し。
1つの発表は10分~15分程度。
それを見るだけで大変・・・。
同時に、今日は報告冊子の最終の編集をして印刷依頼の準備をしなければなりません。
年度末が近づくと事務局は本当に大変・・・。
でも、泣き言を言っている時間はありません。
コツコツと頑張るのみ。
無事に出勤
昨日よりも積雪は少ないけど路面凍結があり、ノロノロ運転で出勤できました。
報告動画の確認作業があるので休めません。
大学は朝から雪‼️
読売新聞記事です❣️2月1日
以下は読売新聞より。
福祉用具使って安全な介護・看護と働く人の負担軽減「ノーリフティングケア」…九州大谷短期大学で体験会
福祉用具の使い方を体験する高校生ら(読売新聞)
福祉用具を効果的に活用して、安全で安心な介護・看護につなげる「ノーリフティングケア」の取り組みを知ってもらおうと、福岡県筑後市の九州大谷短期大で、高校生や短大生、地域の福祉施設で働く人たちを対象にした体験会と実践報告会が開かれた。参加者からは「福祉用具がもっと普及すれば、福祉の現場で働く人も増えるのでは」との声が上がった。
施設職員らは、トイレや入浴のために入所者を抱き上げてベッドから車椅子へ移乗させる際、腰などを痛めるケースが多く、「きつい仕事」というイメージが大きい。こうしたことから、県は職員の負担軽減を目指しており、2020年度からは、ノーリフティングケア普及促進事業を実施。事業を受託している「NPO福祉用具ネット」が中心になって県内各地区で普及活動に取り組んでいる。
昨年12月中旬、同短大で開催された体験会・報告会は、同事業筑後地域連絡協議会が企画。同短大や、県立久留米高等技術専門校(久留米市)の学生、大牟田高(大牟田市)の生徒ら計約70人が参加した。
生徒らは、▽歩行が困難な人が立ち上がるのを介助し、立ったまま移動できる機器▽ベッドに横たわった人をリフトで持ち上げ、車椅子まで運ぶ移乗装置▽寝ている利用者の下に筒状の特殊なシーツを敷き、大きな力を加えることなく体を動かすことができる用具――などを体験。福祉用具専門相談員は「購入費の補助がある用具や、レンタルで費用を抑えて使える用具もある。自宅で使う人もいます」と説明していた。
生徒らは「抱きかかえて介護するのに比べると楽だし、腰を曲げることも少ないので、体調を崩す不安も少ない」と驚いたり、「福祉用具が当たり前のように活用されるようになれば、働きたいと思う若い人が増えるのでは」と関心を示したりした。
報告会では、こうした福祉用具を使っている筑後地区の老人ホームなど19施設が実例を発表。「かつては腰痛を訴えた職員が約9割にのぼったが、3年間の用具活用で、現在は56%に減少した。抱きかかえていた頃に比べ、少ない職員で担当できるようになった」「職員と利用者の体が触れることが減り、利用者にとっても身体的、精神的な負担が減っているようだ」といったことを紹介した。
一方で、福祉施設の多くは、ぎりぎりの職員数で多忙な業務に追われ、福祉用具の使用方法の研修などを受ける余裕がないことや、福祉用具の購入に対し、補助金が受けられないものが多いなどの課題もある。
促進事業にモデル施設として参加してきたみやま市の特別養護老人ホーム「常照苑」の横倉義英施設長は「課題はあるが、体験会などを通じて福祉用具を活用する施設が少しでも増えてほしい。若者に関心を持ってもらうことで、人材不足の改善にもつながってほしい」と話している。