昨年は見習い講師として、第一段階のマネジメント研修での演習指導を担当した講師見習いの4名は、今年度は統括講師指導の下、本格的に講師としてデビューいたします。第2段階です。
講師の挑戦?というと、大丈夫なの、出来るの?なんて思う方もいるかと思いますが、この4名は実際に1期生としてこの事業に取り組んでこられた先輩たちです。
初めての福岡県ノーリフティングケア普及促進事業に手を挙げ、厳しい審査に合格をしモデル施設1期生となりました。
さらに、この3年間、自施設だけでなく、地域連絡協議会で地域の取り組み施設を引っ張ってくれた、事務局の相棒的存在のモデル施設の皆様なのです。
今では、この1期生なくしては考えられない地域連絡協議会活動です。
勿論、この結果は、このモデル施設さんを導いてくださった、これまでの4名の講師の皆様のお陰なのです。改めて感謝しています。本当に有難うございます。
しかし、福岡県の事業としては、次の段階にステップアップさせなければなりません。
「今の取り組み施設さん達はいいなー、先輩施設の実践事例があるので・・・、私たちは何もないところからやらなければなかったよねー!」と、羨ましがっていました。それだけ、大変な現場の苦労や産みの苦しみがあったのでしょう。
テキストに従って伝えるだけでは戸惑うことも多いようです。
施設はすべて規模も内情も異なる中で、自施設としての取り組みをやらなければならないのですから・・。
そんな実体験をもとに、先輩施設としてのメッセージを伝えながら指導できるのは、この1期生の皆様だと思い、昨年から講師養成に着手したのでした。
今回の準備の中で完成していくスライドの中にも、取り組むときに何が知りたいのか、それをどのように伝えるのか・・、そんな想いが伝わってくる講義資料となっていました。
実は、この数日間、私が一番辛い時間を過ごしていた時、来週の第2回マネジメント研修の講義に向けた資料作りを頑張ってくれていました。
そんな皆さんとのやり取りは、気持ちが落ち込んで苦しんでいた私の気持ちの支えとなっていたのでした。
お陰様で、昨日の夕方に4名のスライドが完成しました。
それを導いてくれていた白石統括講師の頼もしい姿、事務局としてスライドをより見やすくと色や文字サイズを修正してくれている坂田副理事長の姿・・。
まさにチームで取り組んでいる・・、これが私たちのやり方なんだと、これまでの取り組み方は、決して間違ってないと密かに心の中で呟きました。
そんな姿をそばでみながら、私は元気をもらっていたのでした。
昨日から気分がすこし回復しているのが実感できました。
入江さん、川端さん、持田さん、山野さん、白石さん、坂田副理事長、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございます。
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そして、まだ、技術指導者も今育成しています。
実際にノーリフティングケアに取り組んでいるモデル施設の中からの技術指導者を育成したいと思っています。
私の想いとしては、さらに、技術もマネジメント講師も、その数を増やさなければならないと思っていますが、、、、、。
私の夢として終わってしまうのかなー。そんな不安もあります。