昨日の技術研修を終えて、ちょっと安堵。
そして、今日は開発支援の仕事のために通常出勤。
今回の実技研修は、いつものオンラインで行っているマネジメント研修とは異なり、ノーリフティングケアに必要な技術研修をオンラインでやるという事の大変さを改めて実感した研修でした。
昨年度は、施設からの質問を受ける形でオンラインで技術指導をしたり、DVDでお伝えする形で行いました。
その上、昨年度は半数の施設様がNPOの研修等で技術を学んだ経験がある職員さんが施設内に数人いるということも恵まれていた思います。
しかし、逆の視点からみれば、技術を知らない施設さんも半数いたということでした。
その1期生の中で、技術を学んでいない施設様には、今年度に5日間コースで対面での実技研修を計画しました。そして、指導力を身に付けることを目指した研修を行っています。
昨年の経験から、教育用技術動画のDVDだけでは理解できていない事も分かり、コロナの中でも基本的な技術を伝える場を今年度は計画したのでした。
それが、感染者数の急増のために集合研修ができなくなり、オンラインでの研修になったのでした。そんな事情もあり、講師も事務局も、どれだけ伝えられるかという大きな決断と挑戦でした。
すべての項目 7つの基本技術の19のチェック項目に90%の受講者の方が「理解できた」との結果でした。しかし、10%の方が一部の技術のチェック項目について、「あまり理解できなかった」との結果も分かりました。また、12のモデル施設のうち、10の施設の方は、全てに「理解できた」結果となっていました。2施設さんの「あまり理解できなかった」の項目については、次の機会にフォローしたいと考えています。