作成したグラフは調査結果の一部。
腰痛調査については、かなり細かく調査をしていますが、ここで紹介をするのは概要のみ。各施設の詳細の結果は、痛みのある方については、各施設様で個々に分析し検討されています。
そんな中で、年々、腰痛は減少していたのに、施設が集計してみると、1名から2名、常に痛みがある人が増えている施設もあり、関係者はショックを受けていた。こんなに頑張っていたのに・・・と。
その原因調査の結果、腰痛があるからノーリフティングケアに取り組んでいる施設に就職をした方や新規職員に痛みがあることが判明しました。
腰痛があった人が腰痛対策をしている施設に就職。しかし、慣れるまでは時間が必要。その結果、腰痛が出現する例もあると思う。
また、特に新卒者に腰痛が出現している事に注目。
新たな仕事の環境に慣れるまでの変化の一つとして腰痛が発生しているようです。
少しずつ新たな仕事に慣れていく過程の中で、現場も徐々に仕事量が増していくなどの変化も、なかなかすぐには改善しない理由のようにも考えられます。
そんな環境への適応機関の中の変化としての身体的な負担の一つなのかもしれない・・。
半年間の間に腰痛となった人たち。
これからノーリフティングケアを実践している職場の中で、この後に、腰痛がどのように変化するのか気になるところである。